今回のFOMCを受けて ドル一強の流れとなっ

た為替市場。

米10年債利回りは急騰し、

ドルストレートは全面高。

当然、ビットコインにもネガティブな要素と

なっています。

その発端となったFOMCの結果は

想定を上回るタカ派的内容となり、

市場は 利上げに向けて一歩前進と受け止め

たようです。

これまでほぼ無風状態だったNYダウは、

結果発表を受け

当然の如く下落しました。

とはいえ、34,000ドル以上の最高値付近を推

移し、持ちこたえている印象はあります。

さて、

ここからは個人的見解となりますが、

これまで続いて来たバブル相場も

いよいよ終焉の始まりではないかと

感じています。

一旦は早期利上げなど 金融緩和縮小ペースを

先々まで織り込む形で、金融市場全体に

調整の波が来るのではないかと思われます。

したがって、今回のFOMCを境として、

特に株式市場において、暴落がいつ来てもお

かしくはない状態が

暫く続くのではないかと考えられます。

為替市場ではドル高は必然となり、

これまでのドル安トレンドは終わり、

反転上昇の

流れが強まるものと思われます。

一方、ビットコインはこれらの市場とは

相関性は薄いものの、

米10年債利回りの急騰や株式市場が暴落とな

れば話は変わります。

連れ安は免れないでしょう。

下手をすると暴落もありえます。

個人的感想として、

今回のFOMCの結果は金融市場に調整を促す

効果は大きいと見ています。

投資家心理にも大きな影響を与えたものと

思われます。

株や為替、そしてビットコインから

当分の間、目の離せない展開が続くものと思

われます。

200EMAに 3日続けて3度跳ね返さ

れてしまったビットコイン。

この長期移動平均線は非常に重要な意味合い

持ち、今後を占う意味で精度の高いものと

なっています。

今日現在の価格で約444万に位置しており

やや下向きで推移しています。

本日の値動きを見ていただくとお分かりだと

思いますが、この444万を強烈に意識した展

開が見てとれたのではないかったかと思いま

す。

結局は超えられずに440万を割り込み

20時過ぎ現在、430万前後で価格が推移して

います。

ここ最近の好材料を背景に上昇ピッチが

急だっただけに、調整の範疇とも取れなくも

ないですが、やや天井感のある相場展開

だったのではと思われます。

更には、50EMAと200EMAがデットクロス

間近とあって、これ以上は強気になれない

状況も、心理的な節目があるように感じて

います。

ビットコインがこれから上昇波動に転換

するための条件として、まずは200EMAを

上抜けることが必須ではないかと思います。

ここ最近の好材料と言っても決定打は

ありません。

頼みの米ＥＴＦも延期となり長期戦となりそ

うです。

早期に最高値を奪回するためにも

決着は今週中に着ける必要があります。

200日EMAを上抜けできるか！？

そう言う意味においても、

今夜27時発表の経済指標である

FOMCに期待が懸かるところです。

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9万5000ドルを円換算すると約1050万円。

現在価格(6/14)が約４万ドル(約440万円)。

つまり年末迄にあと約137％上昇することに

なるわけです。

非常に現実性の高い数値ですが、

今年の最高値6400ドル(703万円)からすると

ビットコインにとっては少し物足りない上昇

予測となっています。

参照記事はこちらです。

ビットコイン、年末までに7万ドルに上昇との見方　23年には25万ドルも