慎重な値動きと化している

ビットコイン。

まだ予断出来ない雰囲気は

十分あります。

地合いが改善していない状況では

値動きが緩慢になるのも

仕方ないところです。

いつ急下落が来るかもしれない

という市場心理は継続中なわけで、

テクニカル面でも

弱さが目立つ状況に変わりはありません。

5/19に付けた暴落の安値

315万を下回る展開もまだ

十分想定出来ます。

今回の暴落が作為的なものにしろ、

一度悪化したものは

そう簡単には元には戻らない

のではないかと思われます。

現在は三角持ち合いを形成しながら

緩やかな上昇を見せていますが、

打診買いやショートカバーの域は

出ておらず、まだ本格上昇と

判断するには時期尚早と

言えるでしょう。

材料的には、中国の仮想通貨に対する

規制や禁止、デジタル人民元の動向が

全てだと思います。

中国が一党独裁国家であることは

言うまでもないことですが、

それは言わば利権集中を意味しており、

一部の権力者によって

国家経済をコントロールできるわけです。

詳しくは語りませんが、

これは非常に危険性に満ちたことで、

今回の仮想通貨の規制や禁止も

民間の意向を完全に度外視し、

とある理由から

仮想通貨の封じ込みを狙ったもので

あるわけです。

勘の良い方ならお気付きだとは思いますが、

やはり今回の暴落には

こう言った背景があるわけです。

現時点では、一旦の底固めをしての上昇過程

にはありますが、このまま急落の起点となっ

た500万を目指し回復して来るのか、

それとも、早々に300万を割り込み

更なる底値を目指すのか。

４Ｈ三角持ち合いからの動向に

注目が集まっているようです。